銀河英雄伝説の用語とは?新帝国暦2年(宇宙暦800年)3月1日深夜、旧同盟首都ハイネセンポリスのあちこちで連続的に爆発と火災が発生した事件。翌日早朝には鎮火したが、1800万平方メートル以上が全焼し同盟の歴史的建造物の多くが灰燼に帰すとともに、死者・行方不明者は5,500名に達したがそのうちの約半数が地元地理に不案内な帝国軍人であった。
当初は同盟軍残党によるテロを目的とした放火説が疑われたが残党の組織的蜂起は起こらず、どさくさに紛れて発生した暴動はロイエンタールの製作した危機管理マニュアルもあって、全て初期の段階で鎮圧された。
後の調査で旧同盟軍が鉱山開発用に民間に払い下げたゼッフル粒子発生装置の誤作動が原因の事故であったことが判明したが、帝国軍が炎で旧弊を一掃しようとしたという流言が出るなど民心に動揺が走ったため、帝国憲兵副総監ブレンターノ大将は人心の安定を図るために憂国騎士団残党を本件の犯人に仕立て上げることにした。
憂国騎士団がスケープゴートに選ばれたのは、反帝国的傾向の強い過激派組織であったのに加えて、資金や人員の面において地球教団との深いつながりがあることが憲兵隊の調査で判明したためである。
帝国憲兵隊は地元警察と合同で憂国騎士団と地球教団関係者の徹底的な弾圧と検挙に着手し、検挙対象とされた24,600名のうち5,200名は抵抗したために射殺され、1,000名が逃亡して行方をくらませたが、その他は全員逮捕された。
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