日本とは?
別称
古くから多様である。
- 和語
-
- 「葦原中国」(『古事記』、『日本書紀』神代)
- 「豊葦原(とよあしはら)」
- 「豊葦原之千秋長五百秋之水穂国(とよあしはらのちあきながいほあきのみずほのくに)」(『古事記』)
- 「豊葦原千五百秋瑞穂国(とよあしはらのちいほあきのみずほのくに)」(『日本書紀』神代)
- - 「葦原」は、豊穣な地を表すとも、かつての一地名とも言われる。
- 「秋津島」
- 「大倭豊秋津島」(『古事記』)
- 「大日本豊秋津洲」(『日本書紀』神代)
- - 「秋津」は、「とんぼの島」の意。孝安天皇の都の名「室秋津島宮」に由来するとされる。
- 「師木島」(『古事記』)
- 「磯城島」「志貴島」(『万葉集』)
- 「敷島」
- - 「しきしま」は、欽明天皇の都「磯城島金刺宮」に由来するとされる。
- 「大八洲」(『養老令』)
- 「大八洲国」(『日本書紀』神代)
- - 多くの島からなる島国の美称と解される。
- 「磯輪上秀真国」「細矛千足国」「玉垣内国」(『神皇正統記』)
- 「大和」「大和国」
- 「瑞穂」
- 「浦安国」
- 「日出処」
- 漢語
- 「倭」「倭国」「大倭国(大和国)」「倭奴国」「倭人国」の他、扶桑蓬莱伝説に準えた「扶桑」、「蓬莱」などの雅称があるが、雅称としては特に瀛州(えいしゅう)・東瀛(とうえい)と記される。このほかにも、「東海姫氏国」「東海女国」「女子国」「君子国」「若木国」「日域」「日東」「日下」「烏卯国」「阿母郷」(阿母山・波母郷・波母山)などがあった。
- 「皇朝」は、もともと中原の天子の王朝をさす漢語だが、日本で天皇の王朝をさす漢文的表現として使われ、国学者はこれを「すめみかど」ないし「すめらみかど」などと訓読した。「神国」「皇国」「神州」「天朝」「天子国」などは雅語(美称)たる「皇朝」の言い替えであって、国名や国号の類でない。「本朝」も「我が国」といった意味であって国名でない。江戸時代の儒学者などは、日本を指して「中華」「中原」「中朝」「中域」「中国」などと書くことがあったが、これも国名でない。「大日本」と大を付けるのは、国名の前に大・皇・有・聖などの字を付けて天子の王朝であることを示す中国の習慣から来ている。ただし、「おおやまと」と読む場合、古称の一つである。「帝国」はもともと「神国、皇国、神州」と同義だったが、近代以後、"empire"の訳語として使われている。大日本帝国憲法の後、「大日本帝国」の他、「日本」「日本国」「日本帝国」「大日本国」などといった表記が用いられた。戦後の国号としては「日本国」が専ら用いられる。
- 倭漢通用
- 江戸初期の神道家である出口延佳と山本広足が著した『日本書紀神代講述鈔』に、倭漢通用の国称が掲載されている。
- 「倭国」
- 「和面国」
- 「和人国」
- 「野馬台国」、「耶摩堆」
- 「姫氏国」、「女王国」
- 「扶桑国」
- 「君子国」
- 「日本国」
- その他の言語
- 英語の公式な表記は、Japan(ジャパン)。形容詞はJapanese(ジャパニーズ)。略記は、JPNが用いられる。JAP(ジャップ)は、侮蔑的な意味があるので注意が必要である。Nippon(ニッポン)が用いられる例も見られ、具体的には、UPU等によるローマ字表記(1965年(昭和40年)以降)、郵便切手や日本銀行券などでNippon表記を用いている。略称は、NPNが用いられる。
- その他、各国語で日本を意味する固有名詞は、アン チャパイン(愛: an tSeapáin)、ヤーパン(独: Japan)、ジャポン(仏: Japon)、ハポン(西: Japón)、ジャッポーネ(伊: Giappone)、ヤポニヤ(波: Japonia)、イィポーニヤ(露: Япония)、イープン(泰: ญี่ปุ่น)など、特定の時期に特定の地域の中国語で「日本国」を発音した「ジーパングォ」を写し取った(日本語読みの「ジッポン」に由来するとの説もある)、ジパング(Xipangu/Zipang/Zipangu)ないしジャパング(Japangu)を語源とすると考えられる。
-
漢字文化圏においては、リーベン(中: rìběn; 日本)、イルボン(朝: 일본; 日本)、ニャッバーン(越: Nhật Bản; 日本)など、「日本」をそのまま自国語の発音で読んでいる。
- 固有名詞の一般名詞化
- 英語で陶器をチャイナというように、漆、漆器をジャパンという。
- 欧州発行の古地図上での表記
-
- 「IAPAN」1567年頃
- 「JAPAN」発行年不明
- 「IAPONIAE」1595年
- 「IAPONIA」1595年
- 「IAPONIÆ」1595年
- 「IAPONIA」1598年
- 「Iapan」1632年
- 「IAPONIA」1655年
- 「IAPON」発行年不明
- 「Iapan」1657年
- 「IAPONIA」1660年頃
- 「NIPHON」1694年頃
- 「IAPON」17世紀
- 「IMPERIUM IAPONICUM」18世紀初
- 「IMPERIUM IAPONICUM」1710年頃
- 「IAPONIA」18世紀初
- 「IAPON」1720-30年
- 「IMPERIVM JAPONICVM」1727年
- 「HET KONINKRYK JAPAN」1730年頃
- 「JAPANIÆ REGNVM」1739年
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出典:wikipedia
2012/05/17 04:03
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